正直な比較
Clipster と Windows のクリップボード(Win+V)の比較
更新
Windows にはクリップボード履歴が標準で備わっています。Windows キー + V を押せば最近コピーした内容が表示され、ピン留めや Windows PC 間の同期(任意)も使えます。無料で最初から入っていて、多くの人にはこれで十分です。Clipster は、履歴・検索・対応デバイスの面でさらに踏み込み、Mac や iPhone にも届くクリップボード管理アプリです。公平に比較してみます。
ひと目で比較
| Windows クリップボード(Win+V) | Clipster | |
|---|---|---|
| 料金 | 無料、Windows 10 / 11 に標準搭載 | — |
| 対応プラットフォーム | Windows のみ | Windows、macOS(Apple シリコン・Intel)、iPhone |
| 履歴の件数 | 25 件 | — |
| 再起動後 | 消去(ピン留めした項目を除く) | 履歴を保持。コピーはそのまま残ります |
| 検索 | クリップボードのタブに検索なし。スクロールで探す | 履歴全体を全文検索 |
| 整理 | 項目を個別にピン留め | Pin:コピーをまとめる名前付きボード |
| 対応コンテンツ | テキスト、HTML、ビットマップ画像(1 項目 4 MB まで) | テキスト、リンク、画像、コード、ファイル、カラーなど |
| 同期 | Microsoft アカウントまたは職場アカウントで Windows デバイス間のテキストを同期 | Windows ↔ Mac ↔ iPhone |
| 同期データの暗号化 | Microsoft はクリップボード同期のエンドツーエンド暗号化について説明していない | エンドツーエンド、ゼロ知識(AES-256-GCM、マスターパスワードから鍵を生成) |
| オープンソース | いいえ | いいえ |
| アカウント | 同期にのみ必要 | 同期にのみ必要(マスターパスワードも使用) |
履歴:25 件か、検索できる履歴か
Microsoft のサポートページは上限をはっきり示しています。クリップボード履歴に保存されるのは コピーした 25 件 まで。ピン留めされていない古い項目は自動で削除され、1 項目は 最大 4 MB、対応形式は テキスト、HTML、ビットマップ のみです。さらに履歴は PC を再起動するたびに消去 されます(ピン留めした項目を除く)。
その場でサッとコピペする(3 つコピーして 3 つ貼り付ける)なら十分です。困るのは、昨日コピーしたものや 40 回前にコピーしたもの、エクスプローラーでコピーしたファイルが必要なときです。
Clipster はパソコンを再起動しても履歴を保持するので、翌朝もコピーはそのまま残っています。スクロールしなくても、数文字入力すればどのコピーでも見つかります。Windows で非常に長い履歴を持ちたいなら、Ditto や CopyQ のようなオープンソースのツールのほうが上です(Clipster vs Ditto と Clipster vs CopyQ を参照)。
検索と整理
Win+V ではコピー履歴を検索できません。Windows 11 では同じパネルに検索欄がありますが、これは絵文字・GIF・記号のタブ用で、クリップボード履歴は対象外です。項目をピン留めすれば上部に固定され再起動後も残るので、繰り返し使う少数の項目には便利です。
Clipster は、テキスト・リンク・コード・ファイル名を全文検索でき、コンテンツの種類ごとにプレビューを表示します。整理には Pin があり、「コード」「プロンプト」「クライアント X」のような名前付きボードを作れます。
デバイス:Windows だけか、Windows・Mac・iPhone か
Windows のクリップボード同期(設定 > システム > クリップボード > デバイス間のクリップボードの履歴)は、同じ Microsoft アカウントまたは職場アカウントでサインインした Windows デバイス間で テキスト を同期します。Android では Microsoft SwiftKey が最後にコピーしたテキストを Windows と同期できますが、Microsoft によると iOS では利用できません。スマートフォン連携(Phone Link)のデバイス間コピー&ペーストも一部の Android スマートフォン限定で、iPhone では使えません。そして、これらはいずれも Mac には対応していません。
Clipster はまさにこの穴を埋めるために作られました。同期をオンにすれば、PC でコピーした内容が iPhone や Mac に届き、その逆も同じです。iPhone では Clipster キーボードから、どのアプリにもコピーを貼り付けられます。
プライバシー
Win+V は同期をオンにしない限り PC の中にとどまります。Microsoft は履歴の消去方法や項目ごとの削除方法を説明していますが、同期した項目のエンドツーエンド暗号化については記載していません。
Clipster は、同期をオンにするまではすべてをデバイス内に保存します。オンにすると、コピーはそれぞれ送信前に、マスターパスワードから生成した鍵でデバイス上で暗号化されます。サーバーに保存されるのは、私たちにも読めない暗号化データだけです。その代わり、マスターパスワードを忘れると同期した履歴は復元できません。
Win+V が向いている人
- Windows しか使わず、コピーした直後に貼り付けることがほとんど。
- とにかく何もインストールしたくない。Win+V は最初から入っている。
- Microsoft アカウントで 2 台の Windows PC 間を同期したい(テキストだけで十分)。
- 会社でサードパーティ製ソフトが禁止されている。
Clipster が向いている人
- 再起動しても履歴を残し、スクロールではなく検索で探したい。
- テキストやスクリーンショットだけでなく、ファイル・コード・リンクもコピーする。
- Mac や iPhone も使っていて、すべてで 1 つのクリップボードを共有したい。
- 同期するコピーをエンドツーエンドで暗号化したい。
Clipster の制限(正直に)
Clipster は新しいアプリで、オープンソースではなく、Linux 版や Android 版もありません。Windows には Mac のクイックルックのようなシステム標準のファイルプレビュー機能がないため、プレビューは Mac より簡素になり、代わりにファイルの情報を表示します。
両方使えますか?
使えますが、どちらかに絞るほうがすっきりします。どちらも同じクリップボードを記録するので、コピーが 2 か所に表示されます。Clipster をメインの履歴にするなら、設定 > システム > クリップボード で Win+V の履歴をオフにできます。あとで戻すのもワンクリックです。
Clipster をダウンロード:Tauri(Electron ではなく Rust)で作られた軽量で高速なアプリです。
よくある質問
Windows のクリップボード履歴は何件まで保存されますか?
25 件です。26 件目をコピーすると、ピン留めされていない最も古い項目が削除されます。1 項目あたりの上限は 4 MB で、対応形式はテキスト、HTML、ビットマップ画像のみです。詳しくは Windows のクリップボード履歴の上限 のガイドをご覧ください。
Win+V の 25 件の上限を増やせますか?
Microsoft はそのための設定を用意していません。もっと保存したい場合は、Clipster、Ditto、CopyQ などのサードパーティ製クリップボード管理アプリが必要です。
Win+V の履歴は再起動後も残りますか?
残りません。Windows は再起動のたびにクリップボード履歴を消去します(ピン留めした項目を除く)。Clipster は再起動後も履歴をすべて保持します。
Win+V は iPhone や Mac と同期できますか?
できません。Windows のクリップボード同期は Windows デバイス間のみで、Microsoft SwiftKey のクリップボード同期は Android 専用です。Clipster は Windows、Mac、iPhone をエンドツーエンド暗号化で同期できます。
Clipster を使うなら Win+V はオフにすべきですか?
必須ではありませんが、同じコピーが 2 か所に表示されるのを避けられます。設定 > システム > クリップボード でオフにできます。
情報開示: Clipster は私たちが開発しているアプリです。
お手持ちのデバイスで試してみてください
Mac・Windows・iPhoneに対応。
Clipsterをダウンロードほかの比較: Clipster vs Paste · Clipster vs Maccy · Clipster vs Ditto · Clipster vs ClipClip · Clipster vs CopyQ · Clipster vs Pastebot · Clipster vs Raycast · すべてのアプリを一覧で比較
記載内容は2026年10月に各公式サイトで確認しました。古い情報を見つけたら、contact@clipster-app.com までお知らせください。